コンセプト

  • A

    どこか新鮮で、どこか懐かしい

    予約制のおでん居酒屋

    国道沿いでありながらもその喧騒を感じさせない、落ち着いた佇まいの「居酒屋こみさん。」。ここは、京風おでんとて手の込んだ一品料理を肴に、おいしいお酒を楽しめる、予約制の居酒屋です。

    重厚な蔵戸の先に広がるのは、古材や柿渋の和紙などで装飾された、古き良き温かみのある空間。靴を脱いでゆったりと腰を下ろせば、若者にとってはどこか新鮮で、大人にとってはどこか懐かしい、非日常的な感覚を思い起こさせてくれます。

    そんな心地よい空間とともに、お客一人ひとりをおもてなしするのが、予約制というシステムです。事前に好みや予算、リクエストなどを確かめて、一人ひとりに寄り添った、オーダーメイドに近い料理を提供してくれます。

    たとえば、定番ネタから変わり種まで揃う「京風おでん」にはじまり、香ばしさが鼻腔をくすぐる「燻製玉子ポテトサラダ」、目の前で仕上げてくれる「炙り〆サバ」、わさびでさっぱりといただく「黒毛和牛A-4ランプ炙り焼」などなど…。頃合いをみて供される、手間暇かけて仕込まれたお任せ料理の数々は。「次は何が出てくるんだろう」と、順を追うごとに期待感を膨らませてくれます。

    予算は4,000円がベースながら、それ以下でもそれ以上でもOK。その日の日替わりの一品料理も用意されているので、追加オーダーする事も可能です。

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    「おでんといったら こみさん。」

    そう言ってもらえるのが願い

    「いろいろな料理を見てきたけれど、最終的に辿り着いたのがおでんだった」と話すのは店主の小宮さん。「おでんはコンビニでも売られている老若男女に愛される料理だけど、ひとつとして同じ味がないんです」。誰もが知っていながらにして、唯一無二の料理だから、店の個性になると考えたと言います。

    鰹節や鯖節、どんこ(干し椎茸)などからとったダシに、日高昆布の塩気を効かせ、醤油を使わずにさっぱりと味を整えるのが、京風に倣ったこの店のスタイル。看板メニューだからこそ味が変わらぬよう、あえて継ぎ足しはせずに、毎日じっくりと火にかけて旨味を凝縮しています。

    「仕込みには手間と時間がかかりますが、あとは出すだけ。だから、他のメニューにもこだわれるんです」。その言葉に裏打ちされるように、おでん以外の一品料理が実に豊富なのもうれしいところ。焼き物から揚げ物、刺身にいたるまで、旬の食材で作る手の込んだ居酒屋料理が、良い意味で期待を裏切ってくれます。

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    「おでんといったら、“こみさん”だよね!」。いつかそう言ってもらえるのが願いだと語る小宮さん。予約制だからこそ約束される、一人ひとりに寄り添った料理。予約制だからといって敷居の高さや堅苦しさを感じることのない、ゆっくりと長居できる心地良い空間。

    一度行けば記憶に残り、ついついまた使いたくなるような、おもてなしのおでん居酒屋に、気軽に足を運んでみては。